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“フィトケミカル”で紫外線対策を。

“フィトケミカル”ってご存じですか?

フィト=植物、ケミカル=化学成分という意味で、植物が自然界で生き抜くために

自ら生み出した力で、人は作り出すことができない第7の栄養素といわれています。

野菜や果物の色素や香り、あく、辛み、苦みなどに含まれる成分のことです。

 

私たちの暮らしの中の紫外線やストレス、喫煙、飲酒などで活性酸素は大量に発生します。

それが体内の細胞を攻撃し、酸化=サビてしまうことに繋がります。

フィトケミカルには抗酸化作用があるとされ、紫外線が強くなるこれからの季節は

意識して摂りたいものですね。

 

フィトケミカルの種類は膨大で、なかなか覚えにくいのですが、

色素成分が多いため、7色で判断すると分かりやすくて使いやすいようです。

フィトケミカルの種類 主な野菜
クロロフィル ほうれんそうピーマンなど
リコピン トマト、スイカなど
カプサイシン パプリカとうがらしなど
フラボノイド 玉ねぎレモンなど
オレンジ β-カロテン かぼちゃにんじんなど
硫化アリル 玉ねぎ、にんにくなど
イソチオシアネート 大根キャベツなど
アントシアニン なす、赤しそ
黒・茶 クロロゲン酸 ごぼうじゃがいもなど
カテキン 緑茶ワインなど

 

旬の野菜は栄養価が高くて新鮮。

その季節に応じて私たちが必要とするエネルギーを持っています。

なので、ぜひ色とりどりの夏野菜を意識して取り入れてください。

 

《摂取のヒント》

●1食で生の状態で両手いっぱいの野菜を摂りましょう。

●カラフルな食卓を目指しましょう。7色揃わなかった場合は次回に摂ることを意識して。

●野菜の持つエネルギーを存分に摂るため、できるだけ皮ごといただきましょう。

 

《おすすめレシピ》

【野菜の焼き浸し】

【トマトが効いたビーフシチュー】

【たもぎ香るクリームディップ】

これから紫外線もどんどん強くなり、暑さでバテてしまいがち。

しっかり栄養を摂って元気に過ごしたいですね。