今日は24節気のひとつ、一年で一番日照時間が短い「冬至」。
冬至は毎年同じ日ではなく、その年によって1日ほど前後することがあり、
今年は22日になります。
冬至が一年で一番日が短いということは、翌日からは少しずつ日が長くなるということ。
別名《一陽来復(いちようらいふく)の日》ともいわれ、この日を境に力が甦り
運が向いてくるとされています。
「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれているのですが
“冬至の七草”には「ん」が2つ入っているため「運盛りの野菜」といわれ、
運を盛りかえす冬至に食べられるようになったそうです。
冬至の七草 なんきん(かぼちゃ) |
中でもかぼちゃは栄養価が高く、風邪予防に良いとされるビタミンAが豊富なこと、
保存がきくことから、冬至によく食べられるようになったのだとか。
また、中国では小豆の赤い色は厄除けの色とされ、冬至の日に小豆粥を食べる習慣が日本にも伝わり
【かぼちゃのいとこ煮】や小豆粥を食べるようになったそうです。
今夜は【かぼちゃのいとこ煮】を食べて、幸運を呼び込んでみませんか?
冬至の日には、食べ物の習慣の他、柚子湯に入る習慣もあります。
もともとは「一陽来復」の運を呼び込む前に、厄払いをするための禊と考えられていました。
柚子の強い香りには邪気を祓うという俗信があり、
柚子の実がなるまでに長い年月がかかることから、「長年の苦労が実りますように」との
願いも込められているそうです。
柚子湯に入ると体がポカポカ温まり、血行が良くなったり風邪を引きにくくなったりもします。
そして、何よりその香りは最高のリラックス効果になりそうですね。
冬至には柚子湯に入って体を温め、栄養豊富なかぼちゃをいただき、
身も心もリフレッシュすると、元気も運気もアップしそうですね。
2021年の『兵四郎のおいしいブログ』は今回が最後となります。
お読みいただき誠にありがとうございました。
来年も皆様の暮らしに寄り添うブログを更新できればと思います。
少し早いですが・・・
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。