毎月29日は語呂合わせで肉の日です。
では2月は4年に一度しか肉の日はない??
いえいえ、2月は9日が肉の日だそうですよ[:にかっ:]
今日は、そんな肉の話題を取り上げてみたいと思います。
“肉には良質のたんぱく質が含まれている”とよく耳にします。
では、良質のたんぱく質とはどういったものでしょう?
それは、体内で合成できない9種類(子どもさんの場合は10種類)の必須アミノ酸が
バランスよく含まれているもののことをいいます。
肉を選ぶ時のポイントは…
[:うし:](牛) [:右:] 赤み部分が鮮紅色で、脂が白っぽいもの
[:ぶた:](豚) [:右:] ピンク色でつやがあり、脂肪と赤身がきれいな層になっているもの
[:にわとり:](鶏) [:右:] 透明感があり、皮が薄いもの
では、どんな栄養が含まれているのでしょうか。
[:うし:](牛) の場合…
牛肉は国産牛、和牛、輸入牛とありますが、国産牛は和牛に比べると
たんぱく質が多く低エネルギー。
また、輸入牛は国産牛より脂質が少ないようです。
栄養価は品種や部位によって違いがありますが
たんぱく質は全体の16~20%と、たくさん含まれています。
さらに、鉄分や亜鉛などのミネラルや、ビタミン類も多く含まれています。
牛肉に含まれるたんぱく質は消化吸収が良く、不足しがちなリジンも多く含まれているので
体力の増強につながります。
だからアスリートが良く食べるのですね。
また、多く含まれている鉄分が貧血の予防や低血圧の改善に効果を発揮します。
そして心拍出量を高める作用もあるので、血流を良くし低血圧の改善にも効果が期待できます。
【おすすめレシピ:牛しゃぶとわかめのサラダ】
[:ぶた:](豚) の場合…
豚肉には一般的なピンク色の豚と黒豚があります。
SPF豚というものも良く見聞きするかと思いますが、
これは母豚から帝王切開して、無菌状態で取り出した子豚を種豚にして、
完璧な衛生状態で育てた安全性の高い豚で、
肉質が柔らかく、臭みがないのが特長です。
豚肉は脂っぽいイメージがありますが、実は牛肉より脂質は少ないのです。
また、牛肉に比べてビタミンB1が多く、牛肉の約10倍も含まれています。
ビタミンB1は糖質の代謝を促進しエネルギーに変え、
体内に疲労物質が蓄積されるのを防ぎます。
ビタミンB1は疲れているときや、ストレスが多いときは、特に多く消費されるそうで、
豚肉を食べると補うことができそうですね。
さらに、自律神経のバランスを整えて更年期障害や自律神経失調症などを緩和します。
豚肉の脂肪にはオレイン酸やステアリン酸が多く含まれており、
これにはコレステロールを低下する作用があるため、
動脈硬化の予防に効果を発揮します。
【おすすめレシピ:豚肉とパプリカのスタミナ丼】
[:にわとり:](鶏) の場合…
鶏肉には鶏舎で飼われているブロイラーと、放し飼いをされている地鶏があります。
その他、掛け合わせて作られた銘柄鶏というものもあります。
鶏肉は脂質が非常に少ないのですが、たんぱく質は牛肉や豚肉とあまり変わりません。
若鶏にはさらにビタミンAが多く含まれています。
鶏肉は吸収が良いので、胃腸が弱い人などには嬉しいですね。
脂質が少なくたんぱく質が多いことから、赤ちゃんの離乳食やダイエット食、
アスリートの栄養補給にもいいでしょう。
また手羽先には、はりやつやがある肌や髪を作るときに欠かすことができない
コラーゲンが多く含まれています。
さらに関節などの潤滑油のような働きをしたり、目のためにも有効です。
【おすすめレシピ:手羽先とゆで卵のさっぱり煮】
肉の日
Category :