毎年恒例の新入社員の書道研修。
ここ数年控えておりましたが、今年は久しぶりに実施することができました!
今年は、これまで書道研修を受けていない入社の浅い社員も一緒です。
弊社書道部の先生にご指導いただき、まず自分の名前の美しい書き方を教わります。
社会人として大切なことですね。
まずは座ってじっくりと。
筆で書くことに慣れてきたら、立って書きます。
というのも、お祝いやお悔やみの席で芳名禄に記名する際は立った状態で書くため。
実践に近い形で練習します。
ゆっくり書いていては後ろに並ぶ方にもご迷惑が掛かるので、
行書でさらさらと書くのがオススメなんだそう。
字を書くスピード、勢いなど、みんなそれぞれ。
慎重派な者、勢いで書く者、芸術的な者・・・
みんなちがってみんないい!
それぞれの良さがあるなぁと感心しきり。
中には、左利きの者もいましたが、先生によるとそんな人でも
筆は右で書いてもらいたいとのこと。
実際、肩の力が抜けてとても利き手ではないとは思えない出来ばえ!!
続いて小さな書から大きな書へ。
先生がおっしゃるには、この研修は「習字」ではないとのこと。
字のお手本を真似して習うのではなく、柔軟な心で仕上げる芸術作品の一環のようです。
最後はいろはの文字を、ひらがなになる元の漢字とひらがなを
神経衰弱のように合わせるかるた札をつくりました。
文字の書き方だけではなく、ひらがなの成り立ちも学べたようです。
書は墨の香りをかいだり、手先を使ったり、脳も使います。
精神統一、心や頭のリフレッシュにもなる研修ですね。
これからの社会人生活に役立ててもらえればと思います。