今の季節、とうもろこしがたくさん店頭に並んでいます。
皮やひげが付いていると、むくのが面倒…ゴミになるし…と敬遠していませんか?
実は、とうもろこしのひげにはカリウム、鉄、食物繊維、ビタミンKなど、
たくさんの栄養が詰まっているんです!
漢方では「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」または「南蛮毛(なんばんもう)」という
生薬として使われています。
中でもカリウムは体の中の余分な塩分や水分を出してくれるので、
湿気の多い今の時期や水分をたくさん摂る夏にはぴったりの食材です。
水分を出すことでむくみの改善に役立つというわけです。
また、鉄分は貧血予防、食物繊維は便秘解消に効果が期待できます。
なので、ひげを捨ててしまってはもったいないのです!
そして、芯の部分には旨みがたっぷり!
とうもろこしごはんにするときに、実を外した後の芯も一緒に炊き込むと
とーーってもおいしくなります。
ひげは天日干しにしてお茶にしたり、炒め物、酢の物、天ぷらにもおすすめ♪
だしを煮出すときに芯やひげを一緒に入れても!
そんなとうもろこしのおすすめレシピをご紹介。
焼いたスペアリブととうもろこしを「とり枯れ節だし」で煮込んでみてください。
簡単なのに本格中華に仕上がる、意外なおいしさです。
手でかぶりつくのが楽しいひと品!(手はきれいに洗ってからいただきましょうね。)
熱々をいただくのももちろんですが、これからの季節は冷蔵庫で冷やしてもおいしいひと品です。
だしを煮出すときに芯やひげを入れてみてください。
薬膳レストランのオーナーで料理教室や薬膳セミナーなどで活躍されている
中村忠一先生監修のとうもろこしを使ったレシピがこちら!
【夏野菜の寒天よせ】
「あご入兵四郎だし」ととうもろこしの芯の旨みと、寒天のツルリとした口当たりで、
食欲が落ちたときでもペロリと食べられそうですね♪
皮やひげを取るのは面倒・・・と敬遠している方、もったいないですよ。
おいしく体調管理ができるので一石二鳥のとうもろこし。
ぜひ取り入れてみてください。