夏バテで食欲が落ちているうえ、暑いのに熱いものなど食べられない
という方は多いかもしれませんね。
確かにそうかもしれません。
でも、冷たいものの食べすぎやエアコンで体が冷えてしまうと
自律神経の働きが悪くなり、体のあちらこちらにさまざまな不調が現われます。
暑い夏を元気に過ごすにはできるだけ冷たいものを避け、
栄養のバランスに注意することが大切です。
そこでおすすめしたいのが「味噌汁」。
味噌汁は水に溶けやすい野菜の栄養を逃さず摂取できるほか、
水分補給、塩分補給、具材を変えることでバランスよく栄養を摂ることができます。
発酵食品である味噌は免疫力アップ、良質な睡眠、血流改善、
整腸、消化促進など様々な効果が期待できる大変すばらしい調味料。
味噌汁に夏バテ予防に良いとされる食材を入れることで
夏バテ知らずの体づくりに役立てることができます!
βカロテンやビタミンCが豊富なオクラを使って
・βカロテン:体内で免疫力を高めるビタミンAに変わります。
・ビタミンC:免疫力を高め、ストレスに負けない体づくりに効果的!
βカロテンが豊富なかぼちゃと硫化アリルが豊富な玉ねぎを使って
・硫化アリル:疲労回復に役立つビタミンB1の吸収率を高めてくれます。
硫化アリルが豊富なねぎと、ビタミンB1やカルシウムが豊富なごまを使って
・ビタミンB1:炭水化物の糖質をエネルギーに変えるのを助けます。
・カルシウム:汗とともに流れ出るカルシウムを補います。
温かい味噌汁は冷えた体にも染み入ります。
おふくろの味の代表ともいえる味噌汁は、心もホッコリしますね。
体と心が喜ぶ味噌汁を夏も一日一杯を心掛けていただきたいですね。