冬のからだづくりに!里芋パワー!

主成分はでんぷんですが里芋のでんぷん粒子はとても細かいため、独特の粘りとねっとりとした食感を生みます。また、カロリーは他のいもに比べ低めです。食物繊維が豊富に含まれているため、腸の働きを活発にしてくれます。里芋のぬめりの正体は水溶性食物繊維で、胃の粘膜を保護したり、タンパク質の消化吸収を高めたりする働きがあります。体内の余分なナトリウムの排出を促すカリウムも豊富に含まれています。

里芋memo

*からだが喜ぶ食べ合わせ

[ストレス軽減に]里芋+いか

[免疫力アップ]里芋+きのこ

[疲労回復に]里芋+鶏肉

*保存方法

乾燥と寒さに弱いので冷蔵庫の保存は避け、新聞紙に包むか、紙袋に入れて常温で保存します。土がついているものはそのままで。

*里芋の見分け方

*コツがわかれば簡単!里芋の下処理

1.上下を切り落とす。

*ポイント*
洗った後、乾いてから皮をむくとぬめりや手のかゆみが抑えられます。

2.皮を縦方向に剥く。

3.たっぷりの水にさらし、ぬめりとあくをとる。

*ポイント*
ぬめりが気になる場合は、1~2分茹でる。

*茹でてから皮をむく方法も簡単!

洗って上下を切り落とし、鍋にかぶるくらいの水と一緒に入れて火にかける。煮立ったら中弱火で20~25分茹でて皮をむく。

調理でもっと広がる里芋レシピ

01 さといも蒸し

【材料】2人分

里芋・・・250g
[A]
昔ながらの天然醸造米みそ・・・大さじ2
割烹がえし・・・大さじ1
黒すりごま・・・大さじ1

【作り方】

1.里芋は洗い上下を切り落とす。

2.蒸し器やせいろに入れて、竹串がすっと通るまで蒸し、熱いうちに皮をむく。

3.Aを混ぜ合わせ、つけながらいただく。

02 から揚げ

【材料】2人分

里芋・・・250g
片栗粉・・・適量
あご入兵四郎だし少量パック・・・1袋

【作り方】

1.里芋は皮をむいて一口大に切る。2~3分水にさらし水気をふく。

2.1に片栗粉をまぶして170℃の油で揚げ、熱いうちに兵四郎だしを破り入れまぶす。

薬膳とは、大きく分けると生薬を用いるものと、日常にある食材を使うものがあります。生薬は治療を目的としていますが、普段の食材は日々の元気づくりを目的としています。「おうちで薬膳」とは、旬や食材の性格を知り、自身の体の状態を知ることからはじめる、誰でもご家庭で続けることのできるもの。極意は季節を楽しみ、食を楽しむこと!食べることは幸せを生み出し、命を営む大切な行為です。自分や大切な人の元気づくりの知恵。それが薬膳なのです。

〈中村先生監修〉里芋ハンバーグ~しょうが風味の照り焼き~

【材料】2人分

鶏ひき肉・・・80g
里芋・・・80g
玉ねぎ・・・40g
卵・・・1個
塩・こしょう・・・適量
サラダ油・・・適量
[A]
パン粉・・・40g
牛乳・・・大さじ1
ケチャップ・・・大さじ1と1/2
[B]
割烹がえし・・・大さじ3
水・・・大さじ2
しょうが(すりおろし)・・・5g

◎付け合わせ
お好みきのこ・・・適量
さつまいも・・・1/3本

【作り方】

1.玉ねぎはみじん切りにして炒めた後、冷ましておく。里芋は皮をむいて茹で、熱いうちにつぶす。

2.玉ねぎと卵をボウルに入れてよく混ぜる。

3.2に鶏ひき肉、塩・こしょうを加え粘りが出るまで混ぜ、里芋とAを入れてさらに混ぜ合わせ、冷蔵庫で寝かす。

4.3を2等分にして形を整え、油を熱したフライパンで両面をこんがり焼く。Bを加え、絡めながら煮詰める。

5.ソテーしたきのことさつまいもと4を器に盛りつける。

寒い冬のからだづくりに

寒い冬を元気に過ごすために里芋と鶏肉の組み合わせはぴったり。病後など体力をつけたいときにもおすすめです。胃が疲れているときは消化の良い鶏ひき肉を選びましょう。また、里芋は胃の粘膜や消化の働きを保つのに役立ちます。(中村先生)

01 鶏肉

気を補い血を増やすので、疲労回復やからだの乾燥予防に役立ちます。

 

02 しょうが

からだに入った寒気を外に追い出す役目があるので、ゾクッとしたらまずしょうがです。

 

03 きのこ

腸を綺麗にして胃を丈夫にします。 色々な種類のきのこを組み合わせることで効果も増します。

中村忠和 先生

薬膳に関する料理教室など幅広く活躍中。昨年11月から福岡県八女市に気軽に楽しめる薬膳料理のお店「八女サヘホ」を運営。