理恵子先生のガッツめし!「じゃがいもと豚肉のアーモンド酢炒め」

【材料】2人分

豚もも肉(薄切り)・・・200g
じゃがいも・・・1個
トマト・・・1個
玉ねぎ・・・1/2個
にんにく、しょうが・・・各1片
アーモンド・・・5粒
兵四郎のあわせ酢・・・100cc
カレー粉・・・小さじ1
兵四郎の白すりごま・・・小さじ1
パセリ・・・適量
オリーブオイル、黒こしょう・・・適量
塩・・・適宜

【作り方】

1.フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたしょうがとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ってきたら皮ごと千切りにしたじゃがいも、スライス玉ねぎを入れてさっと塩をふり、しんなりするまで炒める。

2.食べやすい大きさに切った豚肉を入れて再びさっと塩をふり、肉の色が変わるまで炒める。あわせ酢を入れ、汁気を飛ばすように炒めたら、仕上げに一口大に切ったトマト、カレー粉を入れ全体に絡めて火を止める。

3.器に盛り、包丁で粗く砕いたアーモンド、黒こしょうをふり、みじん切りにしたパセリを散らす。

*ポイント*
お酢と一緒にはちみつを入れると甘味作用でお酢の酸味を感じにくくさせることも。お酢の苦手なお子さんでも食べやすくなるかもしれません。

じゃがいもは素早くエネルギー源になり、でんぷんに守られているため、加熱してもビタミンCの損失が少ないことが特徴。全身の筋肉を正常に働かせてくれるカリウムも豊富。脂質の少ない豚もも肉は、糖質をエネルギーに変えたり、疲労回復効果もあるビタミンB1が豊富に含まれています。これらをにんにくや、玉ねぎに含まれるアリシンと一緒に摂取することにより、疲労回復効果を持続させることが可能になります。今回使用したあわせ酢やトマトには、エネルギーの吸収を助けるクエン酸が豊富。また、大量に酸素を吸い込むスポーツシーンの活性酸素対策として、トマトのリコピン、ハリウッドスター級の栄養食材パセリに含まれるビタミンC、じゃがいもの皮に豊富なポリフェノールの一種であるクロロゲン酸、アーモンドに豊富なビタミンEなどの抗酸化物質を、体内に積極的に取り入れていくことが大切。黒こしょうに含まれるピペリンには、カレー粉に含まれるターメリックのクルクミンの吸収率を上げるといった研究報告も。生姜同様に、血流を良くし、体をあたため胃腸の調子を整える効果が期待できます。さらに、黒こしょうに含まれているオイゲノールには、白血球を増やし、免疫力を素早く高める効果が期待されています。

 

じゃがいもと豚肉のアーモンド酢炒めで使用

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アス飯料理研究家

山瀬理恵子(やませ・りえこ)

小学校教諭を経てサッカー元日本代表・山瀬功治と結婚。京都新聞朝刊にて3年間のスポーツ栄養レシピ・コラム連載を書籍化した著書「アス飯レシピ」を京都新聞出版より2017年8月に発売。アビスパ福岡アカデミーをはじめ、小・中・高などの各教育機関及び企業にて栄養講演、調理実習を開催。食育インストラクターや野菜ソムリエ、アスリートフードマイスターにアロマテラピーインストラクターなど豊富な資格を持ち、様々な分野で活躍中。

資格・経歴などプロフィール詳細はオフィシャルサイトへ