「日本茶」というほど、日本人が昔からこよなく愛してきたお茶。
食事の時や、ホッと一息つきたい時、お客様の時、
会議中など、体や心をほどいてくれるものです。
いつも暮らしのそばにあるお茶なのに、その保存方法は案外知らないもの。
お茶はとってもデリケートで、気温や湿気、光で味や香りが変わってしまいます。
日本人はなんでも「冷蔵庫に入れれば安心」と思いがち。
ところが、お茶は冷蔵庫での保存は向いていません。
お茶は臭いを吸収するので、冷蔵庫内の食品の匂いが移ってしまいます。
また、兵四郎だしもそうなのですが、湿気に弱いので、
冷蔵庫内外の温度差で、結露が発生して湿気てしまい、
風味がずい分落ちてしまいます。
では、どのように保存すればいいのでしょうか?
茶葉が空気に触れないようにし、日の当らない涼しいところで保管しましょう。
開封後、そのまま保存する場合は、使用後中の空気をしっかり抜いて
クリップなどでしっかり口を閉じておきましょう。
茶筒に移す場合は、茶筒の内蓋は茶葉の上まで落とします。
よく茶筒の上蓋のすぐ下にはめている方も多いと思いますが、
それでは茶葉が空気に触れてしまうため、酸化してしまいます。
いづれにしても、お茶は開封後は出来るだけ早くお召し上がりいただくのがベスト。
風味豊かなお茶を、お楽しみいただくために、
どうぞお気を付けくださいませ。
お茶の保存方法
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