日々、新聞や報道で流れてくる「熱中症で救急搬送された」または「亡くなった方がいる」というニュース。
なんとかできないものかと、以前「熱中症にご用心!」の記事を書きました。
その続編を今日は書きたいと思います。
熱中症予防に水分補給、塩分補給が大事だとよく見聞きします。
もちろん、大事なことですが間違った解釈をされている方も多いようです。
熱中症になると体から水分と塩分が失われることは、皆さんよくご存知かと思います。
汗で出て行った水分と塩分を補うためではありますが
それは、大量に汗をかいた人の場合です。
スポーツをしている人や、屋外で長時間作業する人などは
塩分や水分補給のためにスポーツドリンクなどを飲むことは
とても効果のあることだそうですが、
屋内で日常生活を送る場合は、通常の食事で塩分は足りているので
こまめに水を飲むことで十分だそうです。
目安は1時間にコップ半分くらい。
熱中症に罹りにくい人というのは、汗をかいて体温調節ができるから。
なので、普段から日常的にスポーツをしている人は、
体温調節ができているので、罹りにくいのだとか。
体温調節がまだ未熟な子どもや、体温調節機能が低下してきている
高齢の方などが熱中症に罹りやすいのはそのためです。
そこで、体温調節を上手に促すものはないものか??
と調べたところ、ありました!!
それは【牛乳】[:うし:]!!!
牛乳を飲むと、血液量が13% アップ
[:右:] 運動後に たんぱく質を摂取すると、アルブミンという物質が合成される。
[:右:] アルブミンには水分を引きつける働きがあり、水を血液中に集めてくれる。
[:右:] 血液が増える。
暑い時は体温の上昇を防ぐために、皮膚の表面の血流を増やし、熱を逃がしています。
そして汗の材料も、血液。
ということは、血液が増えると汗をかきやすくなるので、
「熱を逃がしやすくなる=体温調節を促す」というわけです。
牛乳だけではなく、低脂肪乳やヨーグルトでもいいそうなので
自分にあった補給方法を行うといいですね。
また、塩分は糖分と一緒にとると吸収が早まるので
ちょっと意識して摂りたいですね。
でも、砂糖から摂るだけでなく、ご飯からも摂取できるので
摂りすぎにはご注意を。
牛乳には意外にもスポーツドリンクと同じくらいの量の塩分が含まれているんだとか[:ぎょ:]
また、アルブミン合成に必要な、糖と たんぱく質も含んでいるので、
熱中症対策に最適といえそうですね。
汗をかいて運動をすることは良いことなのですが、
気温に注意して、あまり暑い時間は控えてくださいね。
では最後に、兵四郎レシピから牛乳やヨーグルトを使ったものをご紹介します。
【ブルーベリースムージー】
【黒ごまバナナオーレ】
熱中症にご用心②
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