兵四郎米が育つ福岡県朝倉市。
自然が豊かで空気も美味しく、歴史のある町です。
そこで、これから不定期ではありますが[:汗:]
周辺を散策した様子を、ご報告しようと思います。
今回は田んぼのすぐそばにある「大己貴(おおなむち)神社編」です。
大己貴神社は大国主之命(天照大神とも大己貴命ともいう)が祭られ、
地元では《オンガサマ》と呼び親しまれています。
所在地は田んぼのすぐ側ではありますが、福岡県朝倉郡になります。
このお宮は神功皇后の伝承地で、皇后が新羅との戦の時、
兵が集まるように社を建てて祈願したとのことです。
この時の社がこの神社であるとされ、日本で最も古い神社とも言われており、
社殿・拝殿は町の重要文化財に指定されています。
邪馬台国はどこにあったか…?
このことについては諸説があり、いまだに解明できていませんが
その一つの説として
九州の勢力が近畿の大和地方に移り、
日本の国造りの中心勢力となったという「大和東遷説」があります。
この説を裏付けるように旧・三輪町(現在は合併し、筑前町)と
奈良県桜井市三輪には同じ地名が多くあるとのことです。
境内は蝉の声が響き渡り、その他は一切何も聞こえず、
凛とした空気が漂っていました。
杉の木立の参道を抜け、鮮やかな朱塗りの拝殿がありました。
左側には福々しい大黒様、
右側にはたくさんの絵馬の様なものが掲げられたお社がありました。
また大己貴神社のすぐ横には「目配山(めくばりやま)」への登山道があります。
山頂まで2.5キロだそうです。
この山にもいわれがあり、辺りを荒らしまわっていた羽白熊鷲を退治に
やってきた神功皇后が、敵の情勢を探るため山に登り、
四方に目配りをしたので、山の名が目配山となったとか。
山頂には、その時神功皇后が腰掛けた石が今もあるそうです。
古代ロマン溢れた兵四郎米の里。
まだまだ謎は深いのです。
次回はいつになるのかわかりませんが[:汗:]
”兵四郎米の里めぐり”をレポートいたします!!
兵四郎米の里めぐり
~大己貴神社編~
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