食育の一環として、6月に子どもたちに田植えをしてもらった稲が収穫の時を迎えました。
そこで先日、秋晴れの空のもと稲刈り体験を行いました。
集まったのは未就学児から小学生まで84名!
中には6月の田植え体験をしたお子さんもいて、
「米になってる!」と感動していました。
初めて稲穂を見るお子さんは「どこに米粒があるの?」と不思議そう。
刈り取る前に、まずは鎌の持ち方や稲の刈り方を説明。
その後10人一組になり、大人がサポートしながら刈り進めます。
刈っては積み、刈っては積み…
どんどん稲の山が高くなっていきます。
一株ずつ交代しながら頑張って刈り取りました。
稲刈りが終わったら次に兵四郎ファームのにんじん畑に移動し、
にんじんの収穫体験もしてもらいました。
スーパーで売っているような、つるつるできれいなにんじんではなく、
土が付いていたり、いびつな形をしていたり。
お土産にお気に入りのにんじんを持って帰ってもらいましたが、
いびつなにんじんが人気でした~。
全ての収穫が終わると、お楽しみのお昼ごはんです。
兵四郎米を炊いて、「野菜の旨みだし」でつくったスープを食べてもらいました。
中にはごはんを4杯もおかわりする子も!!
兵四郎米のおいしさはもちろんですが、収穫の喜び、一仕事した後のごはんは
どれだけおいしいかということも、身をもって知ることが出来たのではないでしょうか。
参加した子どもたちは農業体験だけでなく、
畑に当たり前のようにいるカエルや虫たち、
刈り取った後の稲の株をザクザク踏みしめる感触や音も楽しんでいました。
食育だけでなく、自然とのふれあいも良い経験になったようです。
ごはんもにんじんも、これからは残さず食べてくれるとうれしいですね。