カルシウムをおいしく摂るコツ(骨)レシピ

アラフォーともなりますと、骨密度など健康にも気を使い始めるお年頃。先日私ごとですが足を滑らせて尻もちをつき、なんと尾てい骨を骨折(症状は軽くすみました…)!骨など健康面を見直すいいきっかけになった出来事でした。ということで、今回はせっかくならば「おいしくカルシウムを摂る!」をテーマに3種のレシピをご紹介したいと思います。少し手の込んだお子さまのおやつや豆腐を使ったヘルシーレシピ、すぐに食べられるデザートなど、ぜひお試しくださいませ!

1.ザクザク食感!『あごせん』

【材料】2人分

桜えび・・・10g
米粉・・・100g
兵四郎の白すりごま・・・大さじ1
焼きのりばら干海風薫・・・適量
あご入減塩だし・・・1袋
水・・・50㏄
サラダ油・・・適量

【作り方】

1.ボウルに米粉、桜えび、すりごま、焼きのりばら干、減塩だしを破り入れる。

2.1に水を少しずつ加えて、耳たぶよりも少し硬めの硬さにまとめる。

3.2を麺棒で薄くのばし、包丁で適当な幅に軽く切れ目を入れる。

*ポイント*
まな板の上にラップを敷いて生地をのせると形も崩れず、洗うときも簡単です。

4.少なめの油で両面がきつね色になるまで揚げ、キッチンペーパーで油をきったら完成。

成長期の子どもは骨の成長が大人よりも活発で、カルシウムをしっかり摂った方が良いといわれていますが、小魚や牛乳が苦手な子どもも多いですよね。そこで、あごだしを使ってカルシウムも意識した食べやすいおやつを作ってみました!おやつだけでなくおつまみにもぴったりです。

桜えびはカルシウムを多く含み、旨みもたっぷりの食材。また、ごまや海苔にもカルシウムが含まれています。さらに、魚を丸ごと乾燥・粗挽きにしただしパックを破って加えることで、魚に含まれるカルシウムも摂ることができます。

2.女性にうれしいカルシウム&イソフラボン焼き

【材料】2~3人分

しらす・・・10g
木綿豆腐・・・1丁
卵・・・1個
片栗粉・・・大さじ2
焼きのりばら干海風薫・・・適量
青ねぎ・・・適量
あご入減塩だし・・・1袋

【作り方】

1.豆腐をキッチンペーパーでくるみ、耐熱容器に入れ電子レンジ(500W)で5分温めて水切りをする。青ねぎは小口切りにする。

2.1をボウルに入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜたあと、しらす、ねぎ、卵、焼きのりばら干、片栗粉、減塩だしを破り入れ混ぜ合わせる。

3.2を食べやすい大きさに成形し、油を引いたフライパンで両面を焼いて完成。

*ポイント*
お好みで割烹がえしを煮絡めても、おいしくお召し上がりいただけます。

カルシウムを多く含む食材をたくさん入れよう!と思い立ったレシピです。さらに美容に良いイソフラボン=豆腐も加え、時短&栄養豊富な一品になりました。時間のない朝でもパパッと作ることができます。アレンジでお子さまの苦手な素材を入れても気づかれないという一面もあります(笑)!

 

しらすや干しえびなどにはカルシウムが多く含まれます。さらに、豆腐に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、骨粗鬆症の予防や更年期障害の改善に効果的です。

3.超簡単!かけるだけ、飲む酢ヨーグルト

【材料】2~3人分

お好みの飲む酢・・・適量
ヨーグルト・・・80g(今回は加糖のヨーグルトを使用しました)

【作り方】

ヨーグルトにお好みの飲む酢を回しかけるだけ。

実はお酢が苦手な私…。ところが、兵四郎のお酢シリーズはなぜか大好物。鼻にツンとこないやさしい風味と、果物本来の甘みがお酢の苦手な子どもにも好評です。私はお酢だけでなくヨーグルトも苦手なのですが、この組み合わせは我が家の定番になっております。お酢やヨーグルトの苦手な人にぜひ試していただきたいレシピです。

 

ヨーグルトなどの乳製品はカルシウムの吸収率が高く、お酢はカルシウムの吸収を高めてくれるので、お酢とヨーグルトはおすすめの組み合わせです。

 

編集後記

いかがでしたか。「カルシウムを摂らなくては!」というと、牛乳や小魚をたくさん摂るというイメージですが、自由な発想でバラエティー豊かなレシピになります。只今我が家では、朝ごはんから晩ごはんまでカルシウム三昧!たまご焼きや味噌汁、おかずにちょっとずつだしパックの中身やカルシウムを多く含む食材を取り入れると、無理なくおいしく丈夫な骨づくりに役立つレシピに変身しますよ!

構成・文章/金澤聡子

管理栄養士/味の兵四郎・吉田

ザクザク食感!『あごせん』で使用

女性にうれしいカルシウム&イソフラボン焼きで使用

超簡単!かけるだけ、飲む酢ヨーグルトで使用

使った商品はこちら


Warning: Attempt to read property "name" on null in /home/r6966364/public_html/info.ajino-hyoshiro.co.jp/wp/wp-content/themes/ajino-hyoshiro-re/magazine/single.php on line 124

金澤聡子

「兵四郎マガジン」企画・編集担当。お料理修行中の身。音楽誌や広告、書籍編集などを経てフリーランスに。著書に「明太子LOVE」(双葉社)、「O-CHA STYLE」(アスペクト出版)など。