2016.10.27
呑み処兵四郎vol.2「エディター 羽鳥靖子さん」
お酒が大好き、食べるの大好き。ここは、お酒と食の達人の立ち寄る「呑み処 兵四郎(のみどころ ひょうしろう)」。お酒の呑み方はもちろん、達人直伝の「兵四郎おつまみ」も併せてご紹介いたします。おいしいお酒と個性的なおつまみの数々で、一杯ご一緒しませんか?
今回のゲストはフリーランスのエディター、羽鳥靖子さん(愛称:鳩ちゃん)。現在は、お酒好きが高じてバーの修行に勤しむというツワモノでございます。それでは、お酒とおつまみ作りが趣味という彼女と共に、「呑み処」へまいりましょう!
おつまみの温度とお酒の温度を合わせる。
女冥利のズボラレシピ9選 × お酒の温度
私の常備しているつまみ用の食材・調味料
常備している食材
みょうが、しょうが、のり、ねぎ、大葉、梅干し、ちりめん
常備している調味料
あご入兵四郎だし、柚子こしょう〈赤〉、えろーうもおてごめんつゆ、割烹がえし、昔ながらの天然醸造 米みそ、兵四郎の白すりごま
買い足したもの
豆腐、鶏の軟骨、鯛のアラ、鯵
1.箸休め&場持ちの梅干し湯豆腐 × ぬる燗
少しだけ豆腐が浸かるくらいの水に梅干しと「割烹がえし」を少し入れて弱火にかけます。味が薄かったら薬味を刻んで調整してね。冷めても、温めてもおいしいですよ。
割烹がえしはしっかり旨みと甘み、コクを足してくれるから、この1本があればどんな素材でも煮物まわりはOK!
2.こりこり軟骨揚げ × ぬる燗
片栗粉に「あご入兵四郎だし」の袋を破って混ぜたら鶏軟骨にまぶして、熱したごま油で揚げます。
だしは袋を破って隠し調味料として使うのがマイブーム。塩分、旨みが足され、かつ繊細に味を調整できるのが良いです。
3.鯵のタタキ × 冷酒または常温
鯵の頭を落とし、お腹を切って内臓を取り除きます。その後骨を取り、皮を剥いで2枚におろし、ねぎ、みょうが、しょうが、「えろーうもおてごめんつゆ」、「昔ながらの天然醸造 米みそ」、「柚子こしょう〈赤〉」を一緒にたたきます。
赤い方の柚子こしょうを使用。ぴりっとアクセントが加わります。醤油ではなくてごめんつゆにするとコクと甘みが加わり味に深みが増します。
4.驚き簡単鯛のあら蒸し × ぬる燗
鯛のあらの血合いをお湯で洗います。皮ごと輪切りにしたしょうがを3枚ほど大きめのお皿に並べ入れて、鯛を上にのせ、お酒を2回ほどまわしかけて電子レンジ強で10分!食べるときに「柚子こしょう」で調整します。
柚子こしょうがピシッと味を整えてくれます。
5.女は大好き箸休め野菜 × どんな温度でも
きゅうりをたたき、セロリとみょうがを合わせて軽く塩もみをする。そこに「あご入兵四郎のだし」の袋を破って一振りほど和えて、味を整える。
ここでも万能調味料として兵四郎だしが大活躍。炒め物にも活用できます。
6.レンジでチン。究極ズボラ茶碗蒸し × ぬる燗
卵と豆乳を混ぜて電子レンジで10分。その間、煮出した「兵四郎だし」に海苔を入れて、茶碗蒸しにアツアツの海苔だしをかける。
片栗粉、刻みしょうがを入れて、餡かけにしても。この辺のアレンジはお酒との相性で随時調整できるのもうち呑みの妙。
7.簡単自家製シュウマイ × 蒸したては常温、冷めたら熱燗
豚ひき肉に玉ねぎみじん切り、エビみじん切り、片栗粉、おろししょうが少々、ごま油、酒、砂糖、「あご入兵四郎だし」の中身大さじ1、オイスターソース(隠し味)を混ぜてこね、シュウマイの皮に包んで蒸します。
豚ひき肉を鶏ひき肉にしてもいけます。同様の作り方でワンタンも作って冷凍保存。肉汁に兵四郎だしが加わり、コク汁がじゅわっと出てきておいしい~!
8.さっぱり芽キャベツ × ぬる燗
芽キャベツを蒸して「ゆずの雫」をかけ、ちりめん、みょうが、長ねぎを乗せた上から熱したごま油をジュッとかける。
芽キャベツがなかったらキャベツでもOK!
羽鳥靖子さん
プロデューサー、エディター。趣味はおつまみの創作。「築地食べる通信」(テレビ東京)「dancyu」(プレジデント社)」の執筆から、イベントやweb、雑誌の企画営業まで多数担当。
【ホスト】
金澤聡子
「兵四郎マガジン」企画・編集担当。お料理修行中の身。音楽誌や広告、書籍編集などを経てフリーランスに。著書に「明太子LOVE」(双葉社)、「O-CHA STYLE」(アスペクト出版)など。