ここ福岡も平年より早く梅雨入り[:曇りのち雨:]しました。
今年は福岡だけでなく、西日本~東日本の広範囲で早くなるとか。
また、梅雨の期間も平年より長く、雨量も多い見込みだそうです。
体調管理に気をつけたいものですね。
この時季はジメジメと湿気が多く、気分まで湿りがちになります。
主婦にとっては洗濯物が乾かなかったり、
食品管理にいつも以上に気を配らなければならなかったりと、
お天気だけでも憂鬱なのに、もっとどんより[:しょぼん:]してしまいますよね。
湿気が多く、日ごとの気温差が生じることが多いため、
体温調節が難しくなり、風邪を引きやすくなったり、
身体がだるくなったりする人が多くなります。
エアコンの効きすぎも要注意。
身体に元気がなくなると、いつもは大丈夫なのに
ちょっとしたことで病気になります。
まずはしっかり食事を摂って、しっかり睡眠をとること。
食事は栄養バランスに気をつけ、特に朝食はしっかり食べましょう。
この時季、特に気をつけたいのが食中毒。
食中毒予防の三原則は「付けない・増やさない・殺す」です。
食中毒予防の6つのポイントが厚生労働省から出されています。
抜粋して紹介します。
①食品の購入 [:右:] 新鮮なものを選び、消費期限を確認を。
購入した食品は、それぞれビニール袋などに分けて入れて持ち帰りましょう。
生鮮食品の購入は買い物の最後にし、まっすぐ持ち帰りましょう。
②家庭での保存 [:右:] 生鮮食料品はすぐに冷蔵庫(冷凍庫)へ。
冷蔵庫(冷凍庫)は詰め過ぎに注意!7割程度が目安です。
冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持し、早めに使い切りましょう。
せっけんで手洗いをして細菌が移るのを防ぎましょう。
③下準備 [:右:] ゴミは溜めず、タオルや布巾は清潔な物を。
生の肉や魚、卵を触った後は手洗いを。
肉や魚の汁が生食するサラダのようなものや、調理済みのものにかからないよう
要注意。
生の肉や魚を包丁やまな板を使って調理した後は、熱湯をかけて消毒を。
解凍は使う分だけを室温ではなく、冷蔵庫内や電子レンジ、流水で行い、
すぐに調理しましょう。
調理器具、ふきん、スポンジなどは使用後すぐに良く洗い、
ふきんなどは漂白剤につけ込み、調理器具は洗って熱湯消毒を。
④調理 [:右:] 台所やタオル、ふきんは清潔にし、手を洗いましょう。
加熱調理が必要な物はしっかり加熱を。
調理を途中でやめる場合は、冷蔵庫に入れましょう。
⑤食事 [:右:] 食卓につく前にまず手洗い。
温かいものは温かく、冷たいものは冷やしておきましょう。
調理前後の食品は、室温に長く置かないように。
⑥残った食品 [:右:] 残った食品を扱う時も手洗いし、清潔な器具、器を使って保存しましょう。
時間がたち過ぎたら、処分する勇気を。
温め直しも沸騰するまで加熱しましょう。
以上を見ても分かるように、まずは手洗いが肝心ですね。
そして、手だけでなく全てに清潔を保つこと。
加熱することも大事ですね。
選ぶ食べ物にもちょっと注意してみませんか?
薬膳では梅雨の時期に起こる身体の不調は
湿気による邪気「湿邪」が原因と考えられているそうです。
スポンジが水分を吸収するように、湿気が多いと汗腺が覆われて汗が出にくく、
水分が溜まってゆきます。
このように、湿邪とは身体に水分が溜まりすぎて、
気血の流れが悪くなる状態をいうのだそうです。
水分が余り、代謝が落ちるため、むくみ、下痢、便秘、水太り、
湿疹、水虫、食あたり、水あたり、食欲不振、頭重感といった
症状が出やすくなります。
では、どういう食べ物を選べばいいのでしょうか?
体内の余分な水分を排出するために、
発汗・利尿を促すものを摂りましょう。
おすすめ食材は「冬瓜」「とうもろこし」「はも」「大豆」「空豆」「小豆」など。
それらを使った兵四郎レシピは・・・
【冬瓜のすり流し】
【大豆もやしとにらのナムル】
その他、香味野菜など良い香りがする食材は
胃腸の働きを活発にし、余分な水分の排出に役立つそうです。
特にしょうがは身体を温めて発汗を促す作用もあるのでオススメです。
おすすめ食材は「しょうが」「しそ」「ゆず」「三つ葉」「カレー粉」「山椒」など。
それらを使った兵四郎レシピは・・・
【ささみとしその梅ソースがけ】
【しょうがの佃煮】
梅雨のシーズンを快適に、元気に過ごすために
過ごし方や食材選びにちょっと気を付けてみませんか?[:にぱっ:]
梅雨入り
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