今日は啓蟄

暦では今日は啓蟄（けいちつ）。
冬の間、土の中で眠っていた生き物たちが
春の訪れを感じて目を覚まし、
穴から出てくる頃です。
北国ではまだまだ気温が低く、雪に悩まされているところも多いようですが
ここ福岡では、春の陽気が漂い、梅の花が満開の時を迎えています。
これからひと雨ごとに、徐々に暖かくなってくるのでしょうね。
薬膳ではこの季節、陽気が盛んで「肝（肝臓）」の働きが旺盛になるため、
「肝（肝臓）」の働きを調えて肝気を落ち着かせ
精神の安定を図るそうです。
春は細菌やウィルスの活動も旺盛になり、
解毒・排毒の役割を担う「肝（肝臓）」への負担も大きくなります。
「肝（肝臓）」の機能をコントロールしてくれる食材には
セロリ、せり、三つ葉、あわび、菊の花、ミントなどがあります。
【春の香り鍋】
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　
また、活発になる「肝（肝臓）」の働きを補う食材で
血液を補う食材に牛肉、鶏肉、レバー、キャベツ、ほうれん草、黒ごまなどがあり、
【アジアンテイストサラダ】
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
体液を補う食材に長芋、ゆり根、豆乳、なまこ、あさり、しじみ、くらげ、カニなどがあります。
【長いもとほうれん草のとろふわチーズグラタン】
　　　　　　　　　
これらを取り入れて、この春も元気に過ごせるよう、
気をつけたいものですね。