霜降

皆さん、「霜降」ってご存知ですか？
「しもふり」と読むと、なんだかお高そうなお肉を思い浮かべますが[:汗:]
これは「そうこう」と読んでください。
「霜降（そうこう）」とは、二十四節気の一つで
露が冷気によって霜となって降り始める
１０月２３～２４日頃のことを言います。
この頃になると、秋が一層深まり、各地で紅葉も始まります。
確かにここ２～３日は朝晩、より冷え込んできたように思います。
上着や暖房器具が恋しくなってきました。
「霜が降りると野菜が甘くなる」
ということばを聞いたことはありませんか？
もちろん、すべての野菜がそうではありませんが
寒さに強い冬野菜はよくそういわれます。
では、なぜ甘くなるのでしょう？
水は０℃で凍りますが、砂糖水は０℃になっても凍りません。
そのことを冬野菜は知っているんですね。
野菜たちは細胞の中の水分が凍ってしまわないように
でんぷんを分解して多くのブドウ糖に変えてしまうんです。
だから凍らないし、野菜は甘くなるというわけ。
誰にも教わらないのに、自然の摂理で生き抜く術を体得するのですね。
自然の営みに脱帽です。
これから霜が降って美味しくなる野菜といえば、
白菜、ねぎ、大根、ほうれん草…などを思い浮かべます。
厳しい寒さに順応しながら逞しく生き抜いている冬野菜の力を
ちょっとおすそわけしてもらって、寒さに負けない身体をつくりたいですね[:にぱっ:]
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調味料が既に入っていますので、他に何もたさなくてもOK[:オッケー:]
だから、素材そのものの味を味わうことができます。
温かい季節の野菜で、身体も心も元気にぽかぽかになりましょう！
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