阪神・淡路大震災から、今日で16年の月日が流れました。
明石海峡を震源にしたM7.3の大地震。
未明を襲った大地震に、なすすべもなく多くの尊い命が失われました。
その数、6,434名。
ちょうど私はその日大阪におり、被災した者の一人です。
幸い大きな被害もなく、家族全員無事で火災もありませんでした。
家の中では、食器棚の中で食器が割れ、
冷蔵庫や書庫などは10㎝ほど前にずれ、
テレビ台からテレビが落下し、
棚の上の博多人形が落ちて割れてしまいました。
また、マンションの水道管に亀裂入り、
数日間、水道が使えない状況に陥りました。
福岡からの連絡は通じず、心配をかけた数時間。
無事を知らせたくても、連絡する術がありませんでした。
TVでは横倒れになった高速道路や、
火の海になった家々や商店街が映し出されており、
この地震がどれだけの規模で、どれだけの被害を及ぼしたのかということを
この時にようやく思い知らされたのでした。
この日から、日本国内で防災意識が向上したように思いますが、
ご家族一人に一つ、非常持ち出し袋は準備されていますか?
総務省から発表されている必要最低限の物として…
印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、
衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、FM文字多重放送受信機能付ラジオ、
食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水
…とあります。
その他、案外「靴」も大事なものの一つです。
着の身着のまま裸足で避難して、瓦礫を踏んだりすることもあるかもしれません。
また、家族で避難場所の確認も大切なことですね。
備えあれば憂いなし。
地震はないに越したことはありませんが、いつ起こるか分かりません。
どうぞ、ご注意ください。
味の兵四郎には「阿蘇天然水 自然の恵みにありがとう」という
天然ミネラルウォーターがあり、もしもの時にお役立ていただけます。
非常持ち出し袋に備えていただければと思います。
尊い命、6,434名の方々のご冥福を
改めてお祈り申し上げます。
阪神・淡路大震災から16年。
Category :