毎年、福岡の十日恵比須神社では1月8日から11日まで正月大祭が執り行われ、
商売繁昌のご利益を授かるため、多くの参詣者が訪れます。
弊社からも9日(土)にみんなで行って参りました。
実は十日恵比須神社の手水舎には弊社の大きな提灯が下げてあります。
毎年従業員で参詣していますが、昨年入社の新人たちは初めて目の当たりにし、
その大きさに驚いておりました。
当日は冬らしいどんよりとした曇り空。
暖冬といわれるこの冬ですが、この日はとても寒かった
冷たい張り詰めた空気が荘厳な神社の雰囲気を更に助長し、身が引き締まる思いでした。
境内はどこを見ても人・人・人…。
多くの方がお参りにこられていましたが、そんな中、
祈祷をしていただくために早朝より2時間ほど並びました。
お祓いを受ける前に白丁(はくちょう)を着用します。
とたんに神聖な気持ちになりました。
厳かな雰囲気の中、拝殿にてお祓いを受け、
この一年の開運、商売繁昌、家内安全、無病息災のご加護を仰ぐ祈願をいたしました。
拝殿には昨年収穫時に「特別栽培米 兵四郎米」も奉納しています。
今年はなんと、最前列に並ぶことができ、いつもに増して御利益にあやかれるような気がします。
その後、お抹茶、おまんじゅうをいただき、
さらに直会膳(なおらひぜん)といって、蛤のお吸い物、一口ナス、
折敷には御神饌、昆布するめ、えびす飴等が授与される神人同食の神事を行います。
そして、ここからはこれまでの厳粛な雰囲気からガラッと空気が変わり、
縁起物の福引に移ります。
お祓いを受けた人が次々にくじを引き、世話人の「大当たりーー!!」という大きな声に
一同“えびす顔”に
福笹とともに授かった縁起物は色々な種類があるのですが、
会社に持ち帰り、各部署に今年一年お祀りします。
今年も新春行事を終え、平常業務に滑り出しているところです。
これを機に「今年も頑張らなければ!」と心に誓ったのでありました。