2022.06.25
夏のご挨拶に。御中元のマナー
7月~8月の暑い時期、「夏のご挨拶」として定着しているお中元。
ご家族やご親戚、お仕事のお付き合いなど、日頃お世話になっている方へ感謝を込めて贈り物をする夏の風習です。
夏が近づくにつれて、今年の御中元はどうしようか・・・。
そんな風に考える方も多いのではないでしょうか。
御中元を自分で贈ることのなかった方も、社会に出ると仕事でお世話になった方へ御中元を贈る場面が出てくるかもしれません。
普段贈っている方であっても、御中元を贈る時期や予算、のしの種類など、迷ってしまいがちですよね。
そこで今回は、御中元を初めて贈る方や、マナーを見直したい方などにお役立ていただきたく、御中元のマナーをご案内いたします。
贈る時期
御中元を贈る時期は地域によって異なりますが、東日本は7月上旬から15日まで、西日本は7月中旬~8月15日までに贈るのが一般的です。
しかし最近では全国的に、7月初めから7月15日までに贈るのが一般的になりつつあり、贈る時期は年々早まっているといわれています。
*北海道:一般的に7月中旬から8月15日まで
*東北・関東:一般的に7月初旬から7月15日まで
*北陸:7月または8月(地区によって異なる)
*東海、関西、中国、四国:7月中旬から8月15日まで
*九州:8月1日から8月15日まで
*沖縄:旧暦の7月13日から8月15日まで
贈り物の予算
◆両親や親戚、友人
3,000円~5,000円
◆仕事の関係で贈る方
3,000円~10,000円
◆特別にお世話になった方
5,000円~10,000円
一般的に御中元の相場は、3,000円~5,000円程度ですが、仕事の関係で御中元を贈る場合は3,000円~10,000円程度が相場といわれています。
どのくらいの金額の贈り物を贈るかはお付き合いの度合によって変わるものです。
付き合いが深い相手や、相手の年齢が高い場合には高額になる傾向があるので、そういった特別な相手には5,000円~10,000円のギフトを選ぶとよいかもしれません。
贈り物ののし
御中元の贈り物では、「紅白の蝶結び」をお選びください。
御中元は「何度もあってほしい」事柄と捉えられているため、結び目を何度も結び直せる「紅白蝶結び」が相応しいとされています。
のしの付け方にも、贈り物を包装した後にのしをつける「外のし」と、贈り物にのしをつけた後に包装する「内のし」の2種類があります。
※味の兵四郎の通信販売では、ご注文の際にご指定のない場合のしの付け方は「内のし」で承っております。
「外のし」をご希望の方はのし備考にご入力ください。
喪中の御中元
喪中はお祝い事を避けるべき時期ですが、御中元はお祝い事ではなく日頃の感謝を相手に伝えるためのものなので、マナーとしては御中元を贈っても問題はありません。
しかし相手や自分が喪中の場合には、贈る時期に気を付けなければなりません。
●相手が喪中のとき
相手が喪中のときに御中元を贈ることに問題はありませんが、贈る時期については四十九日を過ぎてから贈る方がよいとされています。
その際、御中元の時期を過ぎてしまった場合には、「暑中御見舞」や「残暑御見舞」などののしをつけて贈ります。
●自分が喪中のとき
自分が喪中のときであっても御中元を贈ることに問題はありません。
ただしこの場合も、四十九日を過ぎてから贈る方がよいとされています。
喪中の際に御中元をいただいた場合には、お礼状だけを先に送り、改めて「暑中御見舞」や「残暑御見舞」ののしをつけて贈るとよいでしょう。
大切な方を想って贈りたい
暑さで疲れが溜まったり、夏バテで体調不良や食欲不振に陥ったりと、
体調を崩しやすい日本の夏だからこそ、自分の周りの大切な方へ”食”の贈り物はいかがですか?
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大切な方に夏を健やかに過ごしてもらうために、食から身体を想う贈り物を。
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紙袋をご希望の方は備考欄に必要枚数を、メッセージカードをご希望の方はカードの種類(A,B,C)をご入力ください。
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