2017.01.06
マルシェで買い物家呑みごはん!
お料理編
東京築地場外市場からお届けします
東京築地場外市場のお買い物からスタートし、旬の「おうち呑みごはん」を料理家・橋本彩子さんに教えていただく連載です。食材選びのコツはもちろん、スタイリングやホームパーティーでのおもてなしアイデアもお届けします。
きのこにお芋に、もみじにさんま。季節の彩りや香り広がる食材で、「秋」のごはんを作ります。サプライズで登場させるのは、メインディッシュの秋の和風パエリアごはん。お酒のお相手は、旬がにぎやかに詰まったおつまみの数々です。
レシピ01
お弁当箱に季節をぎゅっと詰め込んだ秋のおつまみ
旬の食材で作った簡単おつまみレシピ。味噌ディップやお浸し、柚子胡椒バターは普段の食卓でも重宝するものばかり。盛り付けは、秋の葉っぱと一緒にカゴに詰めてテーブルを盛り上げます。
◆焼きなすマリネ
◆築地野菜の味噌チーズディップ
◆しいたけと砂肝の柚子こしょうバター炒め
◆みずの実のお浸し
レシピ02
さんまと秋野菜のパエリア風ごはん
おつまみ弁当でお腹が少し落ち着いたころがサプライズタイム。旬の食材をふんだんに取り入れたパエリアなら、簡単で華やかに食卓を彩ります。さんまとあごだしがほんのり香る和風仕立てです。
▼橋本彩子さんのワンポイントレッスン
お弁当箱に飾り葉をプラスして秋色おつまみに!
まず、竹皮のお弁当箱の底にはらんを敷きます。やわらかく水気の多いなすのマリネは経木容器に、野菜などは切り口を見せつつ、柿の葉を仕切りに使いながら彩りを添えます。今回は、旬のいちじくを一緒に詰めた秋のおつまみ弁当に仕上げました。
①今回使ったのは仕出し弁当などにも使われている竹皮のお弁当箱。築地では5個で200円ほどで購入できます。
②竹筒のおちょこや舟型の経木容器を使って汁気のあるものやディップなどを盛り付ければ、ぐっとオシャレで盛り付けやすくなります。
③はらんや季節の葉(今回は柿の葉)、料亭などで多く使われる飾り葉ですが、洋風和風問わずおもてなしにあしらえば季節感がぐっと増します。築地では妻もの屋で売られていますが、お庭の葉を気軽に使うのも楽しいです。
パーティーのケータリング料理、演出の他、
映画、CM、書籍などでの料理経験を積み独立。
その後、コルドンブルー東京校にてフランス料理を学ぶ。
現在は、料理、ファッション、食育関連の雑誌、Webでの
レシピ提案、テーブルスタイリングを中心に活動中。
季節感を生かした親しみやすいレシピに加えテーブルにも
新鮮なアイディアをプラスする。
http://www.hashimoto-saiko.com
橋本さんがデザインするオリジナルワークワンピース。
→詳しくはこちらから
tsukijimarche(本人着用)とlemon&blackoliveと2シリーズで発売中。
撮影:工藤朋子
テキスト:羽鳥靖子