2016.10.27
丁稚(でっち)がゆく! 兵四郎のジャーお弁当 vol.1
「丁稚(でっち)、基本を習うの巻」
お料理が苦手な私が、兵四郎のキッチンで“料理のいろは”を学ぶ、兵四郎のお料理丁稚(でっち)コーナー。
料理の基本からちょっと手の込んだおもてなしまで、兵四郎商品とちょっとのコツがあれば、お料理上手も夢じゃない!
お料理見習いの丁稚(でっち)がお送りいたしますので、応援のほど、よろしくお願いいたします!
おいしくて体にやさしい、
基本のあったかスープ、和・洋・中。
暑さも和らぎ、温かいスープがおいしい季節になりました。
ランチタイムに温かい汁ものがあると、ごはんの時間がさらにほっとしますね。
丁稚(でっち)奉公第一弾は、秋冬シーズン到来ということで、基本の汁物を習得したい。ということで、今回は味の兵四郎のステキ・キッチンにて、兵四郎仕込みの汁物の手ほどきを受けてまいりました!
味の兵四郎のスタッフのみなさま(以後あごだし先生)、さっそくお願いいたします!
これが兵四郎のキッチンでございます。思わずここはレストラン?と見間違うくらいのスタイリッシュな空間です。
見晴らしの良いバルコニーには、螺旋階段。左に見えるこんもり緑は、お料理にも便利なハーブでございます。丁稚(でっち)の心もどんどん弾んでまいりました(笑)。
シュッとエプロンを着け、あごだし先生方がテキパキ準備に入っております。ここであらゆるレシピを開発しているそうです。かっこいい~!こんなところで丁稚(でっち)できるなんて、幸せ者です。
兵四郎のだし使いの基本を、保温ジャー仕様で学ぶ。
さてさて。兵四郎さんといえば、簡単なのに本格的なお味に仕上げてくれる便利なだしパック。丁稚(でっち)は、この便利なあご入りだしを最大限に使いこなすべく、兵四郎のあごだし先生方に弟子入りいたしました。
それでは、今回はやはり「だし」の基本使いから。和・洋・中の基本の汁物を伝授していただきます。今回は気になる『野菜の旨みだし』も使います。
実は私、長年「象印」さんの愛用者。水筒はほぼ毎日持ち歩くほどのヘビーユーザーなんです。寒い季節は温かいお弁当で!ということで、今回はジャー仕様でレシピを教えていただくことに。
マイ・ジャーの数々。水筒のみならず、保温もさすがの「象印」さん。ランチタイムまでほかほかもひんやりもキープ!
それでは、まずジャー弁当のお約束から。
ジャー弁当3つのお約束
お料理に入る前に、ジャー容器の使用上の注意をお忘れなく!
- 冷たいお弁当のときは、あらかじめ氷を入れて冷やしておく。
- 温かいお弁当のときは、熱湯を入れてジャーを温めておく。
- 生魚介類や生肉は入れず、しっかり火を通してから。
- 5~6時間後に食べる。
保冷の場合は氷を入れてあらかじめ冷やして使います。
保温の場合は熱々のお湯を。
レシピ01
和食の基本はおいしい味噌汁から!
「具沢山お味噌汁」
お弁当の中身がちょっとさびしい日でも、具沢山のスープがあればバランスも良いですね。
兵四郎米で仕込んだおみそとだしでいってみましょう!
【材料】
切干大根・・・10g
白ねぎ・・・15g
油揚げ・・・1枚
あご入素材だし・・・1袋
水・・・350cc
昔ながらの天然醸造 米みそ・・・大さじ1
【作り方】
- スープジャーに熱湯を注ぎ、蓋をして予熱する。
- 切干大根は水で戻して、食べやすい長さに切る。白ねぎは小口切り、油揚げは1cm角に切る。
- 鍋に素材だしと水を加えて煮出し、2.を加えてひと煮立ちさせて火を止め、みそを溶き入れる。
- 1.の湯を捨てて3.を移し入れ、蓋をきっちり閉める。
だしパックを煮出しています。小ぶりなやかんが注ぎやすくて意外と便利なんです。
かわいいし、丁稚(でっち)、帰り道に即買いいたしました。
できあがり。
だしの香るお味噌汁ができあがりました!
こんなに簡単にだし香るお味噌汁ができるなんて。簡単すぎです、感動です!
だしは前の晩から取る、というプレッシャーから解放されました。
これからは毎朝お味噌汁づくりをすると決心した丁稚(でっち)でした。
レシピ02
野菜ぎらいも克服。
「やさしい野菜たっぷりスープ」
具材をカットするだけの忙しい朝のお助けスープは、もはやランチタイムの定番。
アレンジを工夫して、丁稚(でっち)がいきなりスープ上手に高飛びしそうです!
【材料】
ベーコン・・・10g
キャベツ・・・20g
ミニトマト・・・3個
コーン・・・20g
野菜の旨みだし・・・300cc(水500ccに1袋入れて煮出しただし汁)
ジャーにはいつもより少し小ぶりにカットして入れるのがオススメです。
具がやわらかくなりやすいのと、味も染み込みやすい利点があります。
【作り方】
- スープジャーに熱湯を注ぎ、蓋をして予熱する。
- ベーコン、キャベツは1cm角に、ミニトマトは半分に切る。
- 鍋に野菜の旨みだしと水500ccを加えて煮出し、2.とコーンを加えてひと煮立ちさせる。
- 1.の湯を捨てて3.を移し入れ、蓋をきっちり閉める。
野菜の旨みだしのパックを破ってお湯の中にイン!玉ねぎとにんにくのふんわり香ばしい香りが~。
この黄金色のスープの色が食欲をそそるのですよ。
できあがり。
「野菜の旨みだし」は、玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにくも入っているので、簡単に長時間煮込んだような深みが出るんです。
兵四郎のあごだし先生方いわく、野菜が苦手なお子さんや、パパの二日酔いの日にも好評ということです。さっそく丁稚(でっち)のレシピに仲間入りいたしました。
レシピ03
ごまの風味が本格的。
「ふんわり香る中華スープ」
【材料】
緑豆春雨・・・17g
干ししいたけ・・・1枚
兵四郎のわかめ(戻す前)・・・15g
卵・・・1個
あご入減塩だし・・・300cc(500ccに1袋入れて煮出しただし汁)
兵四郎の白すりごま・・・小さじ1
ごま油・・・小さじ1/2
【作り方】
1.スープジャーに干ししいたけを入れて熱湯を注ぎ、蓋をして予熱する。
2.わかめは戻してからざく切りにする。
3.鍋に減塩だしと水500ccを加えて煮出す。
4.スープジャーからしいたけだけを取り出して細切りにし、3.にわかめと春雨、すりごま、ごま油とともに
加える。
(しいたけが十分戻ってなくても、ジャーの中で完全に戻るので大丈夫!)
5.1.の湯を捨てて3.を移し入れ、卵を割り入れて蓋をきっちり閉める。
ヘルシーな具材で、中華といっても和のお弁当にもぴったりなお味です。春雨の食感とわかめが本格的ですね。栄養面でもバランスいいですねー。
お恥ずかしながら、これが丁稚(でっち)の中華デビューでございましたが、本当に簡単なんです。
だしで中華風が簡単にできるとは新鮮でした。ぜひお試しください!
ギュっと詰まった具が食欲をそそります。
いかがでしたか?味の兵四郎のだし使いで、簡単に基本の汁物ができあがりました。
お料理が苦手でも、朝の忙しい時間でも、パパッと作れるものばかり。お料理が苦手な丁稚(でっち)の実証済みです。
この基本の汁物3パターンをベースに、旬の野菜や具材次第で、レシピもどんどん広がるというものです。
兵四郎のあごだし先生のみなさま、この度はご教授ありがとうございました!
丁稚(でっち)、お次はさらなる高みを目指してがんばります!
「具沢山お味噌汁」で使用
使った商品はこちら
「やさしい野菜たっぷりスープ」で使用
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金澤聡子
「兵四郎マガジン」企画・編集担当。お料理修行中の身。音楽誌や広告、書籍編集などを経てフリーランスに。著書に「明太子LOVE」(双葉社)、「O-CHA STYLE」(アスペクト出版)など。