2019.04.08
福岡コラボレーションレシピ特集 vol.1 ~ふくや~
今回は、味の兵四郎と福岡の食品企業がコラボレーションし、いつもとは違った新しい味を発見するレシピをご紹介していきます。福岡らしさがたくさん詰まったレシピは、どれも試してみたくなるものばかり。この第一弾を皮切りに、第二弾、第三弾と連載を予定しておりますので、福岡の食を存分に生かしたレシピをぜひご堪能ください。
記念すべきコラボ第一弾は明太子の生みの親“ふくや”
他県の方に福岡の印象を聞くと、必ずといっていいほど“明太子がおいしい”といったフレーズが返ってきます。その明太子を日本で初めて販売した70年以上の歴史がある老舗ふくやは、「福岡といえば明太子」といわれるほど明太子を福岡に根付かせました。素材の良さ、品質管理へのこだわりは、福岡の食品企業の模範ともいえます。ふくやが掲げる“おいしさ、ひとすじ。”と味の兵四郎が掲げる“おいしい笑顔が見たいから”の想いは相通ずるものがあると感じ、初のコラボレシピが実現しました。
味の兵四郎とは
昨年創業30周年を迎えた味の兵四郎は、普段の料理でもあご(飛び魚)だしを使うことができるよう、かつお節や昆布をブレンドし、短時間で煮出すことのできるだしパックにして販売を開始した会社です。この看板商品であるあご入兵四郎だしをはじめ、つゆや乾麺、無農薬のお米なども販売しており、食卓においしい笑顔が広がるようさまざまなご提案をしてまいります。
互いの製品が生み出すおいしい掛け合わせ
ふくやは明太子のパイオニアとしてさまざまな商品を展開しています。その商品とあご入兵四郎だしをはじめとする味の兵四郎商品を使えば、さらにパワーアップしたひと品になるはず!明太子の旨みとあごだしの旨みの相乗効果で、それぞれの商品のおいしさをさらに引き立てます。今回は初級編、中級編、上級編に分けて、かけたり和えたりする簡単なものから、ちょっとひと工夫するものまで全4品のレシピをご紹介いたします。この機会に新しい福岡の味をぜひお試しください。
*お知らせ*
各レシピ内にて使用商品のご案内をしています。ご購入につきましては、各社ホームページよりお手続きください。(※購入はこちらを押すと各社ホームページへリンクします)
缶明太子で和えるアボカドチーズ
【材料】2人分
アボカド・・・1/2個
クリームチーズ・・・40g
缶明太子 油漬け・・・大さじ2
えろーうもおてごめんつゆ・・・小さじ1
【作り方】
1.アボカドは縦半分に切り、種を取って皮をむき、1cm角に切る。クリームチーズも同じ大きさに切る。
2.1に“缶明太子 油漬け”と“えろーうもおてごめんつゆ”を加え混ぜ合わせる。
【商品紹介】
*缶明太子 油漬け*
定番の「味の明太子」を使用し、くせのない綿実油を加えることで缶の中に明太子の旨みを閉じ込めました。辛さはそのままにマイルドでコクのある味わいに仕上げています。しっとりとした口当たりで、噛むほどに弾ける明太子のプチプチとした粒感も楽しく、ほんのり漂う香ばしさも食欲をそそります。
*えろーうもおてごめんつゆ*
薄めて「めんつゆ」はもちろん、ストレートで「だし醤油」として。 また、煮物や炒め物、和え物など、あらゆる料理で大活躍します。 卵かけごはんや豆腐にもほのかな甘みがよく合い、刺身を漬け込むだけで、 簡単においしい“漬け”のできあがり。親子丼や炊き込みごはんも“ひと手間かけた味”に仕上がります。
01 めんツナ豆腐
【材料】2~3人分
木綿豆腐・・・1丁
しょうが(みじん切り)・・・小さじ2
白ねぎ・・・適量
めんツナかんかん(プレミアム)・・・1缶
あご入兵四郎だし・・・1袋
水・・・500㏄
【作り方】
1.豆腐は水切りをし、食べやすい大きさに切る。ねぎは小口切りにする。
2.鍋に水と“あご入兵四郎だし”を入れて2~3分煮出し、豆腐としょうがを入れる。
3.煮立ったら“めんツナかんかん(プレミアム)”とねぎを加えひと煮立ちさせる。
02 めんツナ入りゴーヤーチャンプルー
【材料】2~3人分
ゴーヤー・・・1/2本
木綿豆腐・・・1丁
卵・・・1個
めんツナかんかん(プレミアム)・・・1缶
あご入兵四郎だし・・・1袋
ごま油・・・大さじ1
【作り方】
1.ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンでわたと種を取り除いて、5mm幅に切り、塩(分量外)を混ぜ合わせ5分ほど置く。
2.豆腐は水切りをし、適当な大きさに切る。
3.フライパンに油を熱し、豆腐を焼く。軽く焦げ目がついたらフライパンの端に寄せ、1を加えて炒める。
4.3に“あご入兵四郎だし”を破り入れて混ぜ合わせ、溶き卵を全体に流し入れ軽く混ぜ合わせる。
5.火を止めて“めんツナかんかん(プレミアム)”を加え、全体を混ぜ合わせる。
【商品紹介】
*めんツナかんかん(プレミアム)*
国産ビンナガマグロをフレーク状にしたツナに、味の明太子の漬け込液をたっぷりなじませることで、ほどよい辛さと旨みがしっかりツナに絡みます。今回使用した「めんツナかんかん(プレミアム)」は1缶の約20%が明太子の粒という贅沢なツナ缶で、ご飯にそのままのせても、おつまみやサラダにも重宝します。
*あご入兵四郎だし*
長崎県産のあご(飛び魚)をはじめ、さば節やかつお節、いわし煮干し、昆布、椎茸、全て国内産6種類のだし素材をブレンドし、そこに塩や醤油などを加えてだしパックにしました。煮出すだけではなく、だしパックを破って炒め物や炊き込みご飯などの調味料として使えば、 旨みとコクが格段に引き立ちます。
明太子の鶏肉だんごと春野菜のスープ
【材料】2~3人分
鶏ひき肉・・・150g
絹さや・・・6~8枚
グリーンアスパラガス・・・2本
茹でたけのこ・・・70g
あご入兵四郎だし・・・1袋
水・・・500cc
[A]
溶き卵・・・大さじ1
小麦粉・・・大さじ1
ツブチューブ(プレーン レギュラー)・・・大さじ1+※適量(工程3参照)
【作り方】
1.アスパラガスは斜め薄切り、絹さやは斜め半分、たけのこは4~5cm長さの薄切りにする。
2.ボウルに鶏ひき肉とAを入れ練り混ぜる。
3.まな板にラップを敷いて、鶏ひき肉を500円玉ほどの大きさに並べる。それぞれに“ツブチューブ(プレーン レギュラー)”を適量乗せ、さらに上から鶏ひき肉を乗せる。
4.鍋に水と“あご入兵四郎だし”を入れて2~3分煮立し、3を丸めて加える。
5.アクを取りながら10分ほど煮たら、1を加えて1~2分煮る。
【商品紹介】
*ツブチューブ(プレーン レギュラー)*
明太子をチューブにすることで、より明太子を身近に感じやすくなった一品です。キャップを開けてかけるだけなのでパスタやうどん、サンドイッチなど幅広く活躍します。明太子の辛みと旨みをしっかり実感できる大変便利な商品です。
※『ツブチューブ(プレーン レギュラー)』の購入はこちらから
*あご入兵四郎だし*
長崎県産のあご(飛び魚)をはじめ、さば節やかつお節、いわし煮干し、昆布、椎茸、全て国内産6種類のだし素材をブレンドし、そこに塩や醤油などを加えてだしパックにしました。煮出すだけではなく、だしパックを破って炒め物や炊き込みご飯などの調味料として使えば、 旨みとコクが格段に引き立ちます。
旨み成分の相乗効果
◎かけ合わせるからこそ
どちらかの商品が欠けてしまうと、この味を出すことはできない、そんな自信を持ってご紹介できるレシピが完成しました。2つの商品が合わさることで、それぞれの持つ“旨み”が素材のおいしさをグンッと引上げます。ふくやの明太子商品の辛み、たらこの食感がいつものレシピを格段にパワーアップしてくれました。あご入兵四郎だしやえろーうもおてごめんつゆのだしの旨みが辛さをうまく調和し、辛いものが苦手な方でも食べやすくなっています。
◎旨み成分とは
おいしいと感じる理由のひとつに“旨み成分”があります。旨み成分には、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の主に3種があり、これらが多く含まれるほどよりおいしいと感じることができます。あご(飛び魚)には、グルタミン酸とイノシン酸が豊富に含まれ、料理のしっかりとした味の土台になってくれます。あごの旨みと明太子の旨みがそれぞれの味を高め合っているのです。
編集後記
福岡の良さを発信したい、おいしいレシピをお届けしたいという想いから福岡の地元食品企業とのコラボレシピ企画が始動いたしました。第一弾はふくや様にご協力いただき、レシピを開発。ふくや様の商品が加わることで何倍にもおいしくなるレシピが生まれ、改めてふくや様の商品の素晴らしさを実感いたしました。商品はもちろんお客様を想う気持ちや、商いへの真摯な姿勢はまさに“福岡の食品企業の模範”といえる企業であると実感しました。この場をお借りして今企画に快くご賛同いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
昭和63年福岡県糟屋郡から始まった「味の兵四郎」。あご(飛魚)にいち早く着目し「あご入兵四郎だし」の販売を開始。全国の百貨店を中心とした「催事販売(試食宣伝販売)」を行い、少しずつ成長してきました。現在では本社を福岡県筑紫野市に移し、各百貨店を中心に納品や通信販売、さらには海外へと事業を拡大しています。
昭和24年1月10日、創業者・川原俊夫が日本で初めて味の明太子をお店に並べました。それから70年以上。「明太子はお惣菜。だからより身近にお届けしたい」という創業当時からの想いを受け継ぎ、お客様により良いものを、より安く、安全にお届けするため、直営店販売にこだわっています。これからも、創業メーカーとして、安心と信頼のおける品質を守っていきたいと考えています。